スペーシャリストの会(以下、SPの会という。)は、「空間情報総括監理技術者」資格認定試験の合格した技術者の会です。 「スペ-シャリスト」とは、空間の形容詞:Spatial と 専門家:Specialist の合成造語です。
「空間情報総括監理技術者」の資格は、公益社団法人日本測量協会が平成17年度に創設した資格で、「測量士の資格者であり、かつ技術士または博士を持っていること」が受験条件となっているという、いわば測量関係の最高位の資格です。資格試験などについては、同協会のホームページに詳しい説明があります。
http://www.jsurvey.jp/gissv/gissv.htm
「空間情報総括監理技術者」の資格は、測量の技術領域が空間位置と関係づけられた様々な情報を扱う技術へと発展し、また、利用される領域が国土から社会生活に至るまでの広がりをみせていることを背景にして、空間情報の関連事業の企画・提案・監理の能力を有する技術者を認定するための制度で、資格者は、地理空間情報分野の高度な技術が求められる計画(調査)・解析、技術監理等の技術的な役割を担う技術者です。(日本測量協会HPより)
上述の通り地理空間情報分野の高度な技術者であることから、発注者の発注要件に入るケースが出てきています。SPの会は、平成17年年11月に発足し、現在、360名を超す会員を有し、以下の3つを会の目的として、活動しています。
■空間情報の指導と啓蒙・普及
■空間情報に関連した情報発信
■空間情報技術者の相互連携
SPの会は空間情報技術の専門的集団ですから、広く空間情報の世界に生きる技術者等のサロン的役割,空間情報の世界の”知的な梁山泊”の役割を果たすべく、活動を模索・継続しています。関西支部はSPの会の会員の中で、関西圏在住者または在勤者の集まりで、現在約50名の会員で、概ね年6回の定例会議と以下に示すイベントを催しています。
○技術士1次試験講習会
:測量分野の方に技術士資格取得を目的で講習会を開催
○スペースサロン@Kansai
:空間情報に関する先端技術の講演会,
年に2回、その分野の著名な講師を招聘して開催
○定例会議の際の勉強会(会員のみ)
:会員同士の情報交換・技術研鑽を目的に、
会員が順番で専門技術の紹介を行う。
SPの会は、空間情報技術者の「社会的な貢献の場」、「企業を横断した技術者の情報交換の場」、「技術者の研鑽の場」、「さらなる技術資格への挑戦の場」として、会員は、関西らしい活動を検討し、活動を行っています。
空間情報総括監理技術者 Spacialist
スペーシャリストとは、Spatial(空間)とSpecialist(専門家)を合わせた造語です。
スペーシャリストの会の使命は、地理空間情報の専門家集団が自主的な活動を通して、我が国の地理空間情報の発展の先導的役割を果すことです。