令和7年度合格者体験記

ここでは現在、空間情報総括監理技術者の合格を目指しておられる皆さんに、空間情報総括監理技術者試験対策に関する情報を提供いたします。


「空間情報総括監理技術者への道」合格者体験記

 

(1)受験者紹介

氏名:今西 暁久(いまにし あきひさ)

勤務会社名:株式会社パスコ

専門業務分野:写真測量/レーザ計測/MMS/GISデータ作成・解析

 

私はこれまで、写真測量やレーザ計測、MMS、GIS など、空間情報に関わる幅広い業務に携わってきました。測量・計測から解析、データ作成、そして業務マネジメントまで様々な業務を経験する中で、さらにステップアップを目指し、空間情報コンサルタントとして成長・活躍したいと考え、この資格に挑戦することにしました。

 

(2)受験に向けて準備したこと

● 社内勉強会に参加

パスコは、資格取得に向けた勉強会を計画的に実施しています。勉強会は、試験の雰囲気やポイントをつかむうえでとても役に立ちました。合格者の方の経験やアドバイスも聞けるので、「どこを意識し、重点的に対策すべきか」を理解し、効率的に試験対策を行うことができました。

● 自分の業務を“言葉や絵に表現する”練習/ネタ作りが大事

写真測量やレーザ、点群処理など、普段やってきたことを文章化、または、絵に表し、自分自身の答案ネタとして整理しました。これが試験の文章作成やPPT作成に効果的でした。

● 日常の業務から“試験キーワード”をピックアップ

日常の打合せ等の中で出る専門用語や最新の話題は、そのまま試験問題や回答キーワードになります。「これ出そうだな」と思ったワードは、ネット検索して、試験対策(回答案)として蓄積してきました。

● 合格者や先輩に添削してもらう

自分だけでは気づけない文章の弱点を経験豊富な合格者や先輩方に見てもらい、自身の欠点を大きく改善することができました。これは本当にありがたかったです。

 

(3)合格後の変化

資格を取ったからといって、業務の内容が大きく変わるわけではないのですが、プロジェクト全体を意識した動きが自然にできるようになったと感じています。また、業務の資格要件に合致する資格であるため、最近では、プロジェクトリーダーとして、活躍する場をいただく機会が増えたように思います。

 

(4)これから受験する人へ

この試験は “技術を知っているかどうか” “専門的な知識があるか”を評価するものではなく、空間情報(技術)に関する情報等をうまく、そして、より多く整理しておき、設問に応じて、分かり易く表現できるかが問われる試験だと思います。以下のような工夫をしておくことが大切だと思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。

 

● 事前準備がすべてです。

PCや資料の準備は本当に大事です。試験は持ち込みOKなので、どれだけ準備したかで差がつきます。気持ちも楽に、安心して対応できます。

● 生成AIを有効活用しましょう。

最近はAIを活用する場面も多いことかと思います。日常の業務から得られるキーワードをもとに、いろいろなパターンの回答案を作っておくのも良いと思います。そのまま使うのではなく、自身の業務や経験に合わせて、調整することも忘れずに。

● 先輩方に積極的にアドバイスをもらいましょう

文章のクセや整理の仕方などについて、積極的に先輩のアドバイスを受けましょう。答え合わせです。この積み重ねが、自信につながります。

 

 

最後に

今回の資格取得は、これまでの経験を整理し、思い返すとても良いきっかけになりました。これからも、写真測量やレーザ計測、MMS、GIS といった技術をしっかり繋ぎ合わせ、空間情報の仕事や業界にもっと貢献できるように頑張っていきたいと思います。

 


「空間情報総括監理技術者への道」合格者体験記

 

(1)受験者紹介

氏名:寺田光宏(てらだみつひろ)

勤務会社名:オリジナル設計株式会社

主な専門とする業務:下水道計画 

受験の動機:

・委託業務の技術者資格要件として「空間情報総括監理技術者」が求められることが多くなってきたため

・空間情報技術の重要性を感じ、空間情報技術に関心があったため

 

(2)受験に当たり事前に準備したこと

・周りに、合格者の方がいなかったため、独学で勉強を進めました。

・最近の空間情報に関するキーワードや技術動向を整理しました。

・普段の業務において、空間情報技術に触れる機会が少ないです。そのため、国土交通省、国土地理院、日本測量協会のWEBサイトなどから、空間情報技術に関する多くの情報を収集しました。

 

(3)合格してから変化したこと

・講習会に参加するなどして、空間情報の技術動向並びに業界の活動に対して、より関心を持つようになりました。

 

(4)これから受験する人へのアドバイス

・どの試験でも同じような傾向だとおもいますが、資格の意義を理解し、対策をしていただければと思います。

・事前の準備をしっかりしておくこと。

・試験当日は、準備したものから、設問に合わせて回答を作成することに専念する。

 


「空間情報総括監理技術者への道」合格者体験記

  

 (1)受験者紹介

氏名:長尾 圭祐

所属:株式会社パスコ

専門分野:森林資源解析、航空レーザ計測データ解析、GISを活用した森林計画・管理、ゾーニング計画立案

受験動機

森林管理における地理空間情報の活用をさらに進め、提案力や監理能力を客観的に示したいと考えました。また、森林DX(デジタルツインや施業シミュレーション)の社会実装を加速させるため、リーダーシップを発揮する必要性を感じ、受験を決意しました。

 

(2)受験に当たり事前に準備したこと

・学習計画

過去の体験記や受験案内を分析し、技術動向、政策、応用事例、提案構成などの重要な論点を整理しました。各テーマについて「背景―課題―解決策―実装体制―期待効果―リスク・留意点」という流れで整理し、有資格者にレビューを依頼しました。

・資料準備

キーワード辞書、業務成果報告書、提案書、関連する公的資料を持ち込み資料として準備しました。

・社内連携

有資格者による添削を受け、過去問を想定した答案の弱点を改善しました。

 

(3)合格してから変化したこと

・意識の変化

資格取得によって、森林DXの社会実装を主導する責任感が一層強まり、プロジェクトマネジメントに積極的に取り組むようになりました。

・社内評価

入札参加要件の充足に貢献し、提案できる案件の幅が広がりました。その結果、管理技術者としてプロジェクトに関わる機会が増えています。

 

(4)これから受験する人へのアドバイス

・持ち込み資料の活用

骨子テンプレートやキーワード辞書、事例リストを事前に整えておくと、短時間で説得力のある答案を作成できます。

・専門領域の拡張

都市計画、防災、インフラ維持管理、環境配慮、カーボンクレジットなど、隣接分野の事例を集めておくと論述の幅が広がります。

・レビュー文化の導入

有資格者による添削は非常に有効です。第三者の視点を取り入れることで、論旨の明確さと説得力が大きく向上します。

 


「空間情報総括監理技術者への道」合格者体験記

  

 (1)受験者紹介

氏名:野澤正裕(のざわまさひろ)

勤務会社名:株式会社日本インシーク

主な専門とする業務:下水道ストックマネジメント計画、

              総合地震対策計画、管きょ詳細設計

受験の動機:技術者資格要件として「空間情報総括監理技術者」が

求められることが多くなってきており、

空間情報技術の重要性が高まっていると感じたため、

チャレンジしました。

 

(2)受験に当たり事前に準備したこと

・社内の勉強会に参加し、想定問題の解答を添削していただき、アドバイスを受けました。

・過年度の出題傾向を把握し、空間情報に関するキーワードや技術動向を整理しました。

・私自身の業務では空間情報技術に携わる機会が非常に少なかったため、インターネットを活用して関連情報を幅広く収集し、多くの解答例を作成しました。

 

(3)合格してから変化したこと

・資格登録後、短期間ではありますが、所属部署だけでなく他部署の業務において主任技術者や照査技術者を務める機会が増えています。

・資格取得による奨励金をいただきました。

 

(4)これから受験する人へのアドバイス

・当該試験においては、以下の点を意識すると良いと思います。

 ✓過去問や想定問題の回答案について、先輩方の添削やアドバイスを受けること。その内容は時間をおかずに回答案へ反映し、そのサイクルを繰り返すことが重要です。

 ✓自分自身の言葉で回答案を作成すること。そうすることで、多少想定問題と異なる内容が出題された場合でも、柔軟に対応できると思います。

 


「空間情報総括監理技術者への道」合格者体験記

 

(1)受験者紹介

氏名:元木健太

勤務会社名:国際航業株式会社

主な専門とする業務分野:センシング分野

受験の動機:受験資格のうち従事年数を満たしたことと、

次年度より技術士が必須となるため

 

(2)受験に当たり事前に準備したこと

・過去の月刊『測量』の「三角点 時流を読む」、「連載企画」、「テクニカルレポート」について、その記事に対して自分なりの意見をまとめる練習。

・国土地理院のHPから最新の測量技術動向の確認とその技術に対する自分の意見をまとめる練習。

・最近従事した業務の提案書や報告書の整理。

・社内研修などに使用した測量の基礎資料の確認。

 

(3)合格してから変化したこと

・取得して変化したことは地方自治体の業務で照査技術者の要件に空間情報総括監理技術者が多いため、照査技術者を務めることが増えました。これからさらに難易度の高い業務に携わっていけるように精進したいです。

 

(4)これから受験する人へのアドバイス

・昨年度初めての受験で準備していた資料が活躍しませんでしたが、今年度は追加で準備した資料以上に活用できました。中々試験勉強の時間をとることができないので、受験を意識して業務で作成した資料を整理することが大切だと今回感じました。