令和5年度合格者体験記


ここでは現在、空間情報総括監理技術者の合格を目指しておられる皆さんに、空間情報総括監理技術者試験対策に関する情報を提供いたします。


1.自己紹介

氏   名:亀井 志郎(かめい しろう)

勤務会社名:株式会社かんこう

専門とする業務分野:MMS測量・航空測量

受験の動機:既に空間情報総括監理技術者を取得されている先輩方々より奨めて頂いたこと、空間情報系技術者にとって最難関の資格であること、かねてより取得を希望していたことが受験の動機です。

 

2.受験に当たり事前に準備したこと

    社内勉強会への参加

会社にバックアップいただいている社内勉強会へ参加し、公開されている過去問から、答案を作成し添削、アドバイスを繰り返しいただくことで、自身の答案をブラッシュアップしていきました。

    月刊「測量」の熟読

日本測量協会が発刊している月刊「測量」を熟読し、文章の構成、最新技術の動向等の理解を深めるよう努めました。

    空間情報総括監理技術者による発表の聴講

測量・地理イノベーション大会等の技術発表会を聴講することで、その内容の理解を深め、発表スライドを参考に、自身のプレゼンテーションを見直しました。

    空間情報技術用語の確認

技術的な用語の正しい定義を確認し、誤った理解を正しながら、試験時に再確認できるような技術用語の一覧表を作成しました。

 

3.合格してから変化したこと

合格したことで、多くの方からお祝いの言葉を頂きました。また、社内の空間情報総括監理技術者のみが集まる会議に参加することになりました。

他には、まだ日が浅いこともあって、特に何かが変わったということはありませんが、スペーシャリストの会に入会したことで、これまで雲の上の人のように思っていた空間情報総括監理技術者の方々と、話せる機会が増えると思いますので、その知見が今後の自分の財産となっていくことを楽しみにしています。

これからは、自身が学ぶことも継続しながら、多くのお世話になった恩師のように、後進教育にも積極的に取り組んで行きたいと思います。

 

4.これから受験する人へのアドバイス

空間情報総括監理技術者試験は、課題解決能力は勿論のこと、今後の空間情報技術の将来像を問われる試験だと思いますので、専門分野は勿論のことですが、関連する技術や施策についての知識も必要と思います。また、広い視野を持つことを、日頃から意識しておくことも大切だと思います。

過去問は公開されているものがありますので、出題の傾向を分析し、最新の技術に置き換えて、答案を作成してみるのが良いと思います。何度も見直しをして、簡潔で分かりやすい答案が作成できるような、トレーニングが必要だと思います。また、課題解決には、自身が考える空間情報活用の将来像を入れるのが良いと思います。

 最後に、資料が持込可能な試験ですが、試験中に持ち込んだ資料の中から、知らない技術について調べ、その内容を理解し、答案を仕上げることは非常に困難だと思います。会場によっては違うのかもしれませんが、試験会場の机は決して大きくありません。参考資料を沢山持ち込んでも、広げて確認することは困難だと思いますので、必要な資料は事前にスキャンして分野毎に整理する等、迅速に検索できるような電子データとして持ち込んだ方がいいと思います。

 


 (1) 自己紹介

氏   名 :江川 真史(えかわ まさふみ)

勤務会社名 :国際航業株式会社

専門業務分野:地すべりや構造物などを対象としたGNSSによる変位モニタリング

受験の動機 :きっかけは上司からの推薦でしたが、空間情報総括監理技術者のことを調べていく中で、普段から空間情報を活用した業務に従事している自分にとっては必要な資格だと確信し、受験することを決めました。

 

(2) 受験に当たり事前に準備したこと

ž  受験対策のための社内勉強会を受講

ž  過去の出題傾向を踏まえて最近の空間情報に関するキーワードや技術動向の整理

ž  過去問・想定問題に対する回答案の作成

 

(3 合格してから変化したこと

合格してから日が浅く、今のところ特に実感はありません。

本資格を保有する技術者として、空間情報技術をより広く活用し、様々な分野での課題解決に取り組んでいきたいと思います。

 

(4) これから受験する人へのアドバイス

ž  試験対策のための勉強も必要ですが、空間情報を活用している普段の業務の中で、空間情報の特性や適用範囲、想定される課題や対応策などを常に意識しておくことが重要だと思います。

ž  PC持ち込み可の試験のため、最近の技術情報などをただ整理しておくだけではなく、多くの情報から短時間で問題に即した的確な解答が作り出せるようなトレーニングが必要だと思います。 

 


1.自己紹介

(1) 氏名

 加城 文彦(かしろ ふみひこ)

(2) 勤務会社名

 国際航業株式会社

(3) 主な専門とする業務分野

行政支援系GIS(固定資産税、統合型GISなど)

(4) 受験の動機

地理空間情報分野の最上位資格であると認識しており、地理空間情報技術者である以上、当然取得するべきと考えていました。

 

2.受験に当たり事前に準備したこと

(1) 具体的な学習方法

当該資格のための学習は特にしていませんが、過去問題を参考に資料収集等の準備を行いました。特に日本測量協会の月刊「測量」は参考になる記事が多いため、キーワード取得の参考にしました。

(2) 日常業務の中で配慮したこと

経歴書に記載した業務やそれに関連した業務の資料等は、試験の回答用資材として利用できるので、日常業務の中で整理するよう努めました。

(3) 学習時間の確保で配慮したこと

日常において、当該試験の準備時間を計画的に確保することはなかなか厳しく、現実的には試験1か月前の週末に準備していました。

 

3.合格してから変化したこと

特に変化したことはありませんが、個人的には当該資格を通過点として、引き続き自己研鑽を積んでいきたいと考えています。

 

4.これから受験する人へのアドバイス

 過去問題をもとに想定回答案を作成しておくこと、そして想定回答案を自社内の当該資格者に添削してもらい、自分で気付いていなかった観点等のアドバイスをもらうことが早道であると考えます。

 


1)自己紹介

・氏   名:中北 真澄

 ・勤務会社名:株式会社かんこう

 ・専門とする業務分野:

空間情報技術を活用した計測・調査・データ整備

GISデータの構築・分析

・受験の動機:

  官公庁発注業務において、主任技術者や照査技術者の要件として、「空間情報総括監理技術者」の資格を要求されることが多くなっており、入札時の選択肢を拡げる必要性を感じたことが大きな動機となりました。また、私が日常業務で携わるGIS業務でも、分析や管理、活用の提案等、空間情報の幅広いマネジメントが求められるため、「空間情報総括監理技術者」を取得するために学習し、その成果の証しである資格取得が自他ともに有効であると考え受験しました。

 

2)受験に当たり事前に準備したこと

最新の技術や動向を習得する

日本測量協会発行の空間情報に関する書籍や、月刊「測量」の記事や論文を拝読し、最新の技術及び動向の習得に努めました。

政策情報や技術動向の情報を取得する

国土地理院HPや国土交通省HPなどから取得しました。

試験対策用のキーワードの概要をまとめる

書籍や技術論文の中で、空間情報技術に関する重要な事項は、キーワードとして概要をまとめました。また、必要な資料はPDF化しました。

社内勉強会への参加

社内勉強会に参加し、模範解答の作成に取り組みました。

 ・学習時間の確保

学習プログラムを作成し、学習時間を日々の生活時間に組み入れた生活スタイルにできるように計画しました。平日は、通勤電車の中で書籍に目を通し、帰宅後は短時間でもパソコンを開いて社内勉強会の課題に取り組むようにしました。休日は、平日に計画通りにできなかった部分を補えるように、学習時間を十分確保することに努めました。

  

3)合格してから変化したこと

 ・社会貢献等に取り組む姿勢の変化

空間情報技術は、様々な社会課題の解決に有効な技術であると認識しており、本資格を取得したことで、より、自身の居住地における課題解決や、その広報等に取り組んでみたいと考えるようになりました。

 ・会社内での責任の変化

資格登録してから短い期間ですが、空間情報総括監理技術者が資格要件となる業務の

主任技術者や照査技術者となる機会が増えています。

資格者としての責任の変化

個人的な意識の変化は、資格者として業務に当たることへの責任をさらに強く再認識しています。また、空間情報技術は社会の課題解決に貢献する技術であることから、新技術の動向をCKし、習得を怠らないように身を引き締めたいと思っています。

 

4)これから受験する人へのアドバイス

 ・自身が得意としアピールする技術を決める

試験対策として、自身の経験業務を生かした得意技術を決めて学習に取り組むことが有効だと思います。特に経験業務についての課題と解決策、その効果や自身の技術的評価を具体的な数字で示すことを心掛け、模範解答を準備しておくことをお勧めします。

キーワード集や参考となる資料のPDFを準備する

空間情報技術に関するキーワード集や参考となる資料のPDFを準備しておくことをお勧めします。試験時間が短いため、文章作成やスライド作成で有効に利用できると思います。

学習時間の確保

日常業務を行いつつ日々の学習時間を確保することは難しいと思いますが、学習プログラムを作成し、日々の生活スタイルに短時間でも取り入れることをお勧めします。